米韓FTA妥結と円高とまるフロの未来は繋がっている/まるフロ日記

名古屋の花屋/丸の内フローラ

丸の内フローラ 2010年の日記


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更新日 12/07

こんにちわ、名古屋の花屋・丸の内フローラです。

開店から二ヶ月、毎日あっという間に過ぎてしまいます。

落ち着いたのか、といえばまいにちやらなければならないことが一杯で

これは前の勤めさせていただいたお花屋さんの時も本当に多忙の毎日でしたので

それほど苦労には思いません。
丸の内フローラの店内の様子

忙しく、厳しいお花屋さんに勤めてて良かった!と思うのは

独立後の今。お客様がいらっしゃらなくても、するべき仕事を自分で見つけ

だから毎日があっという間に過ぎてしまうのだなぁ、と思います。


おかげさまで花束・アレンジの色合わせ、作成も開業当時に比べ格段に

レベル向上することが出来、ご注文をしてくださるお客様、スタッフKさんに

感謝、感謝です。



お花屋さんを運営していくには体力も、資金もアイデアも必要です。

笑顔のあるお仕事は本当に幸せです!

私はまだ初めて2ヶ月しか経っておりませんが、たくさんのお花屋さんの先輩を

見習いながら一生懸命「いいお花屋さん」になれるように精進いたします!



さて・・・私の最近の関心事は

先日の日記にも書いたのですがFTAです。

これはこの先の日本が良くも悪くも激変するものと思います。

米韓FTA合意が日本を窮地に立たせる

その先を読み解こうとすればするほど難解があり、非常に興味深い。それがFTA。


FTAによる日本のメリット

各国への輸出製品が相手国で関税無料になるので自動車産業などにとってはメリット大。
各国の輸入製品に関税がかからないためモノのほとんどが安くなる。


FTAによる日本のデメリット

日本国内で生産・消費をする製品の海外からの流入による打撃。
食料自給率の更なる低下による万が一の輸入ストップの危機感と各国のせめぎあい。
輸入品の関税無料に伴う価格下落とデフレ


花屋さんとしては輸入花が劇的に増加をして、価格が下がれば
1万円のお花は7000円程度でもご用意できると思います。


牛肉・米他全てにおいて値段が下がり日本国内はますますデフレが加速。

現状では加入は間違いなさそうなので、当面ベアどころか昇給ではなく定期減額(ベダ)と名前が変わりそう。

輸入依存体質によって更なる万が一の食糧危機や政治的カードに使われそうです。

行く末はアジア全域で関税無料。日本の人口減。デフレ

この三要素を含めどう日本が動くのかを見極めることが出来ればいいのですが・・・


花屋のほとんどは国内需要・消費のため、頼みの綱である海外輸出で頑張る
企業さんを応援するほかありません。

FTAで日本が成功を収めるとすれば、
・円高抑制
・電子機器・自動車産業など日本の得意分野の輸出量アップ


まずはこの二点でFTAで有利に立ちながら、少子化対策とか、国内消費産業のてこ入れが

必要なのかなぁと思うわけです。

なんにしても海外に輸出して外貨を稼がねば、国内の需要&消費だけでは間違いなく先細ります。


FTAだけ見ていれば良いわけではなく対外交戦略として次世代急成長間違いなしのインドとの付き合いや

いまや超大国と肩を並べる中国の今後、北朝鮮問題など

絡みに絡みすぎてようわからん。


もしくは最悪のパターンで戦争に巻き込まれスクラップ&ビルド??
その背景には過去の事例が物語っています。


経済の行き詰まりの果てには・・・?


ちょっと暗い日記になってしまいましたが、日本のおかれている世界的地位を理解したうえで

日本の将来を考えつつも、いつかは花屋さんも海外進出もあるのかも??

そもそも円高要因が輸出を苦しめる原因で、これだけ不況で円買いが進む。
日本は借金大国でありながら、いざ破綻をすれば価値は一気に下落して円安へ?
本来の正しいレートが実は投機筋によってゆがめられているとしか思えません・・・


しばらくはアメリカの本格的経済復活を願うしかないのかなー。



名古屋の小さな花屋が世界経済を考える、そんな2010年12月7日でした。



名古屋の花屋・丸の内フローラ

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